「従業員もいないし、自分一人でやってきたお店だから、継承なんて無理だと思ってた」
そんな声も、よく聞きます。
個人事業主であっても、事業継承は十分に現実的な選択肢です。
むしろ、規模が小さいからこそ、意思決定がしやすくスムーズに話が進む場合も少なくありません。
たとえば、東京都内のある文具店。
70代の店主が「閉めるしかないか」と諦めかけていたとき、近所で起業を考えていた若いご夫婦がM&Aを通じて事業を引き継ぎました。
決して大きな売上がある店ではありませんでしたが、立地と地域密着の雰囲気が評価され、「自分たちの理想のスタートにちょうど良かった」と話していました。
こうしたスモールM&Aは、買い手にとっても「ゼロから始めるより安心」「既にお客様がいる」という大きなメリットがあります。
もちろん、売り手にとっても、自分の想いを込めて育ててきた事業が未来に繋がるという嬉しさがあります。
事業継承を考えるとき、「自分の代で終わらせるしかない」と決めつける必要はありません。
年齢や売上、業種に関係なく「バトンを渡す相手」はきっと見つかります。
「こんな小さな事業でも大丈夫かな?」というお気持ちでも、まずは一度、ご相談ください。