店舗を売却する際、建物や設備、ブランドなどの資産をどのように扱うかが重要です。
「ただ売るだけ」と考えていると、思わぬトラブルにつながることも。
そこで、店舗の資産譲渡において押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
1. 資産の評価方法を理解する
店舗の資産には、土地や建物、設備、備品などさまざまなものが含まれます。
特に、飲食店や製造業では、厨房機器や生産設備が価値を持つことが多いため、適正な評価をしてもらいましょう。
第三者の専門家に査定を依頼し、実際の価値を把握しておくと、スムーズな交渉ができます。
2. 契約内容を明確にする
資産譲渡では、「何を含めて譲渡するのか」を明確にすることが不可欠。
例えば、「店舗の内装や設備は含むが、ブランド名や仕入れルートは対象外」といった条件をはっきりさせることで、後々のトラブルを防ぐことができます。
3. リース契約や負債の確認
店舗を賃貸している場合、買い手が同じ条件で引き継げるか確認しましょう。
また、設備や車両などがリース契約になっている場合、契約変更や解約手続きが必要になることもあります。
負債や未払い費用がある場合も、事前に整理しておかないとトラブルになりがちです。
適切な手続きを踏むことで、スムーズに次のステップへ進むことができます。