個人経営の飲食店や雑貨店、あるいは一人で営んでいる専門職の事務所など、個人事業主の方が「自分の代で店を畳むしかない」と考えるケースは少なくありません。
しかし、最近ではスモールM&Aという手法が浸透し、個人事業主であっても事業を第三者に引き継ぐケースが増えています。
一般的にスモールM&Aは、譲渡対価が1,000万円以下の規模でビジネスを譲渡すること。
買い手側からするとゼロから起業するよりも、すでに顧客がついていて設備も揃っている個人の事業を買い取る方がリスクが低いというメリットがあります。
そのため「うちのような小さな店なんて誰も買わない」と思い込むのは非常にもったいない話です。
具体的な手順としては、まず事業の棚卸しから始めます。
自分が持っているノウハウ、顧客リスト、厨房機器や店舗の賃貸借契約の内容などを整理します。
次に、それらの資産をベースに「いくらで売りたいか」という希望価格を決めます。
その後、M&Aアドバイザーを通じて買い手候補を探す段階に入ります。
興味を示した買い手候補には、より詳細な帳簿や運営の実態を開示します。
ここで大切なのは、ネガティブな情報も隠さず伝える点です。
信頼関係が壊れると交渉は決裂します。
最終的に1社に絞り込んだら、本格的な条件交渉に入ります。
価格だけでなく、今の従業員の雇用をどうするか、いつまで自分が引き継ぎをサポートするかといった細かい点まで詰めていきます。契約書を締結し、無事に代金が支払われれば完了です。
「長年守ってきたこの場所を、誰かが繋いでくれるなら安心だ」という声を多くのオーナー様からいただきます。
当事務所では、こうした小規模な譲渡に特化したサポートを行っています。
東京でお店や事業の今後についてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。